大晦日(おおみそか)除夜の鐘 まぁ~るくなぁ~れ

大晦日(おおみそか) 除夜の鐘 まぁ~るくなぁ~れ

除夜の鐘の”徐”とは、古いものを捨て新しいものを迎えるという意味があります。

一年の最終日、そして新年を迎える日となる大晦日は”徐”の日、「徐日」とされています。

除夜の鐘は108回とされており、その年に107回 鐘がつかれ、最後の108回目は年が明けた日につかれます。

どうして108回かというと、人間には大きく分けて108つの煩悩があると云われています。

それを大晦日の日にお坊さんが、人々の煩悩が無くなるよう願いを込めて鐘を鳴らします。

煩悩とは、簡単にいうと人の欲のことです。

108つ煩悩のなかに、私達を最も悩ませる 三毒の煩悩 があると云われています

三毒とは、貪欲(とんよく) 瞋恚(しんい) 愚痴(ぐち)の3つです。

貪欲(とんよく)

貪欲とは、「お金がほしい」「好きなモノが欲しい」「異性にもてたい」「旅行にいきたい」「褒められたい」「楽して自由気ままに暮らしたい」などなど、欲を言い出せばキリがありません。

一つ願いが叶うともう一つ、また願いが叶うともう一つと欲に心を奪われると無限に欲しがったり、したがったりし続けますが、逆に願いが叶わなくなると誰かのせいにしたり、怒ったり、悲しんだり、病んだりで、まともな考えができなくなります。

確かに誰もが、楽をしてお金を手にしたいと思うはずです。

お金が入れば、すべて何もかも自分の思い通りにできると考え、終いには人の心までもお金で買おうとしてしまう人が多いのですが、これが不幸の始まりになっていきます。宝くじの高額当選者の方の7割以上が破産しているのも、この限りのない欲にブレーキが効かず、とことんイケイケどんどんで突き進む愚かさにあると思います。

宝くじに限らず、もしもまとまったお金が入ったとしても、この貪欲がある限りなかなか苦しみの世界から抜け出せないのが現状なのです。

瞋恚(しんい)

瞋恚とは怒りの心です。

誰かを恨んだり、ねたんだり、ちょっとしたことで腹がたったりで平常心が保てない心の状態です。

例えば最近社会問題にもなっている煽り運転もそうです。クラクションを鳴らされたり、注意をされたり、無理な追い越しをされ危うくぶつかりそうになったときに、怒りの感情が湧いてきます。

怒りの心は、ターボ付きの瞬間湯沸かし器のように、あっという間に燃え上がります。

こんなことをしたら、後でどうなるか冷静に考えたらわかるはずなのに、瞬間的に怒ると善悪の判断がつかなくなり、後で後悔だけが残る結果になります。

この瞋恚(ターボ付き瞬間湯沸かし器のような怒りの心)で警察沙汰になったり、チャンスをものにできなかったりで、人生を棒に振った方も多いのではないでしょうか。

愚痴(ぐち)

3つ目は、普段よく耳にする愚痴です。

よく、愚痴の多いやつとか、〇○のくせにグチるな、の愚痴です。

一般的に愚痴というのは、恨みや妬みの心と云われています。

人が自分より良いものを持っていたり、自分より幸せな生活を送っていると、羨ましくなって自分も同じものが欲しい、自分はそれ以上に幸せな人生を送りたいと思います。

悪意のある人になると、ナゼあんな奴が私より良いものを持っているんだという理由で、ムカつくから嫌がらせをしたりして、これもまた他人に迷惑をかけ警察沙汰になったりで人生を台無しにする人も出てきます。

この愚痴がエスカレートすると恨みに変わり、いつまで経ってもこういう人は出世もできず、人間関係も結べずに孤独に悩まされ続けます。

こういった人間を苦しめる煩悩の数々が無くなるように願いを込めて、大晦日の日に どこかの偉い人が鐘を撞くのです。

ポンタヌちゃん

「まぁ~るく まぁ~るく まぁ~るく なぁ~れ」

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